滞納保証事業を展開するレントゴー保証(東京都新宿区)は、10月16日付で滞納保証会社ティーシップ(東京都中央区)の全株式を取得、完全子会社化した。
ティーシップは2007年7月設立、資本金2000万円。保証契約の9割近くを福祉案件が占める。社会福祉事務所や区の住宅課などから依頼を受け、生活保護受給者などに滞納保証を提供するなど、福祉支援的な保証サービスに強みを持つ。生活保護者の保証人を代行するだけでなく、部屋探しをサポートするなど自立を支援している。月間50件前後の新規契約を引き受けている。
レントゴー保証はティーシップの株式取得を「事業発展および企業価値向上に寄与するもの」と判断。福祉支援の強化、地方自治体との協力体制とあわせて事業領域の拡充を目指す。
レントゴー保証は、これまでにもHDAや日本保証システムなど滞納保証会社の株式を譲受し、傘下におさめている。
滞納保証業界は、保証料の価格競争や滞納率上昇などの影響から、事業環境が厳しくなりつつある。収益性の低下を受け、保証事業を譲渡する動きが始まる中、積極的にM&Aを行うレントゴー保証の動きに注目が集まっている。





