新たなアイデア創出の場づくり
シェアハウスの企画を行う彩ファクトリー(東京都港区)が11月1日、京都で新たな物件をオープンする。
京都府向日市、阪急電鉄東向日駅から徒歩15分の場所で、準備が進められているのは、イノベーションの創発をコンセプトにしたシェアハウス「Fespa(フェスパ)京都」だ。
属性を限定せずに、将来に向けた明確なビジョンを持つ成長意欲の高い入居者を集めてコミュニケーションを促し、新たな発想やアイデアを生み出させることが狙いだ。
内野匡裕社長は、「『Fespa京都』は、起業家と起業家予備軍だけに限定せず、成長意欲の高い入居者を集め、それぞれが刺激し合える環境を作りたいと考えています」と意気込みを語る。
建物は4階建て。
20戸のワンルームと7戸の2LDKに加え、1階部分に70㎡の共有ラウンジを設ける。
ウッドデッキ風の広々とした庭は、入居者だけでなく、友人などを招いて食事会などを行う場としても利用できる。
「1階の住戸は数名のスタッフを抱える起業家やアトリエとして利用したいクリエイター、2階は夫婦やカップル、3、4階は単身者を想定しています」(内野社長)。
イベントを仕掛けて、積極的に入居者同士が交流できる機会を作りたいという。