コンセプトは「街との調和」

岩崎地所興業

その他|2016年01月23日

ヴィンテージ感演出したリノベ


「地域全体のことを考えた物件づくりに重きを置いています」。
自社で所有する昭和54年築のマンション一室をリノベーションした岩崎興業地所/鈴元(神奈川県横浜市)岩崎祐一郎氏はこう話す。

RC造4階建ての最上階、411号室を、住民の退去に合わせて2Kからワンルームに改装した。
専有面積は43.83㎡と単身者には広めのスペースだが、相場賃料で募集したところ、約一週間でデザイナーの20代単身男性が成約した。
「内装もさることながら、建物の外観や街の雰囲気も気に入った」ことが成約理由だったという。

同マンションは、2014年に大規模修繕を実施している。
長年の風雨で表面保護材が剥離したブリックタイルを一枚一枚サンダーで磨き、外観は元の鮮やかさを取り戻した。
塗装でごまかさなかったのは、「建物が持つ歴史や愛着を継承するため」(岩崎氏)だ。
植栽を整えたことで景観もよくなり、近隣住民や既存入居者からは「街が変わった」「友人を呼びたくなる」などの反応があった。
今回の内装リノベーションは外観に合わせヴィンテージ感を演出した。間柱をあえて残し、設備もそのままにしている。

既存物件の活用が問われる昨今、「内装どうこうだけではない」というのが岩崎氏の考えだ。
街と調和する外観と、それに合わせた内装づくりを心得れば、その街を好きになってくれる住民が自然と集まる。
次は、その住民自身が街の魅力の発信者となり、人を呼ぶ。
これが、リノベーションが生む真の付加価値かもしれない。

検索

アクセスランキング

  1. 居住サポート住宅、半年で250戸

    リーブル,ALPアライアンス,スタート

  2. ジェクト、新卒定着へ 2年目研修を実施

    ジェクト

  3. LIFULL/京王不動産、賃貸営業 カードゲームでロープレ

    LIFULL,京王不動産

  4. 三和エステート、オーナーの不満 三つに分類

    三和エステート

  5. 武蔵コーポレーション、一次対応を迅速化 クレーム6割減

    武蔵コーポレーション

電子版のコンテンツ

全国賃貸住宅新聞からのお知らせ

お知らせ一覧

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ