マックス(東京都中央区)は、8月1日、古河電気工業の連結子会社で床暖房システムメーカーのサンサニー工業の全株式を譲受する契約を締結した。
マックスは、ホッチキスや文字表示機器などのオフィス機器で知られる。賃貸住宅市場では浴室暖房換気乾燥機や火災警報器、セキュリティ商材など住環境機器事業を展開。浴室暖房換気乾燥機の販売では、トップシェアを持つ。近年は、独自に開発したディスポーザーシステムや床暖房を商品に加え、住宅市場での事業領域を拡大している。
同社は、床暖房システムの普及が進んだことで、新築の着工数が減少する中にあっておよそ600億円の市場規模がある点に着目。今後、マーケット規模は拡大していくと予測し、サンサニー工業の事業を譲り受けることを決めた。住環境機器事業の収益拡大につなげる考えだ。
今回の事業承継により、開発、生産などの事業資産、販売チャンネル、物流システムなどのマーケティング・インフラで相乗効果が期待されている。
なお、サンサニー工業は、親会社である古河電気工業が昭和40年に、日本で初めて電気式床暖房を実用化して以来、さまざまな施設で採用されてきた。サンサニー工業の代表取締役社長は、現社長の奥山哲夫氏が引き続きつとめる。





