山手線大塚駅から徒歩9分。癌研究会大塚病院跡地に建てられた複合施設「ドレシア上池袋」が竣工、5月19日に開通式が開催された。同物件は、7年前に現在の都市再生機構が土地を取得、その簿オリックス不動産とハウスメイトパートナーズの共同事業として進められてきた。
敷地内には商業棟と2棟の居住棟が並び、居住棟は地上8階建て全68戸の「ドレシアパーク」と、地上22階建て全399戸の「ドレシアタワー」で構成されている。ここには高齢者向け優良賃貸住宅、10戸も含まれており、商業施設「ドレシア アネックス」には、スーパーマーケットやフィットネスクラブが営業している。中央を縦断する通路は隣接した防災公園に続くアプローチ代わりになる。地元豊島区と提携し、公園への避難経路としての役割も持ち、街づくりの一環を担う。
開通式ではオリックス不動産の山谷佳之社長が冒頭で挨拶。続いて都市再生機構東京都心支社、宮下英一副支社長が挨拶した。ハウスメイトパートナーズ江連三芳社長や豊島区長、高野之夫氏など関連事業者が顔を揃えた。