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積水ハウス(本社:大阪府大阪市)は、3月26日に環境配慮型住宅「グリーンファースト」の販売を開始した。1999年から取り組む「環境未来計画」の一環としてこれまで培ってきた環境技術を賃貸住宅商品にも反映し、さらなる環境保全への取り組みを加速させる。
「グリーンファースト」とは、積水ハウスにより商標登録された環境配慮型住宅の総称。光熱費を抑えられるとともにCO2の排出量を大幅に削減した温暖化防止住宅だ。
戸建て住宅では、「次世代省エネ断熱」を標準化するなど、先行して"エコ"を推進してきた。賃貸住宅では、昨年9月に東京電力とコラボレーションしオール電化賃貸住宅「FEMOALIFE」を商品化。それからわずか半年あまりで、シャーメゾン「グリーンファースト」モデルの発売となった。
賃貸住宅商品は、大きく分けて2タイプからなる。太陽光発電システムとオール電化を組み合わせたタイプと、オール電化タイプ。2階建てと3・4階建てに対応する。
太陽の自然エネルギーで自家発電する「太陽光発電システム」は、CO2の削減に貢献するだけでなく、昼間の余った電力を売ることによる経済的なメリットもある。今回商品化された「シャーメゾン ECOスタイル」は、住戸ごとの個別配電を実現し各世帯別に売電することも可能となった。太陽光発電システムとオール電化を組み合わせた住戸であれば、年間の光熱費はおよそ11万円ダウンする(共働き夫婦と子一人の家族。1棟4戸、太陽光発電約2・29W/戸でシュミレーションした場合)。
すでに竣工している埼玉県上尾市の物件は、近隣相場より2割高い家賃設定にもかかわらず、個別売電や光熱費削減が評価され、引き渡し時には満室となった。
「環境配慮に前向きなオーナーや入居者から大変好評です。思った以上の反響を頂いています」(同社)
オーナーにとっては、行政の補助金制度やアパートローンの金利優遇、火災保険料の割引などの制度も利用でき、ファイナンス面での利点も高い。
「シャーメゾン ECOスタイル」の投入で、賃貸住宅市場での営業にはずみをつける。





