東京建物(東京都中央区)は、高齢者向け賃貸住宅事業に参入する。「グレイプス」のブランド名で東京を中心に展開していく。今年12月には、第一弾物件「グレイプス浅草」が竣工する予定。
「アパートメンツ」シリーズで賃貸マンション、サービスアパート等を展開する東京建物が、高齢者をターゲットにした住宅の供給を開始する。今年末オープン予定の「グレイプス浅草」は、総戸数99戸の高齢者専用賃貸住宅。運営会社にやさしい手(東京都目黒区)を迎え、自立した生活を希望するシニアをサポートするサービスを提供。24時間365日の有人管理、専門スタッフによる生活相談・健康管理を実施するほか、店舗テナントにクリニックや調剤薬局を誘致する予定。
単身者向け1DKから2人で過ごせる1LDK、2LDKなど多用なプランを用意。入居一時金を取らない賃貸方式を採用する。適合高齢者専用賃貸住宅の届出および、終身建物賃貸借制度の事業認可を申請予定。賃料等の詳細はまだ明らかにされていない。
高齢者住宅への参入に先立ち、東京建物では昨年から台東区・墨田区を中心とした都内に居住する60歳から70歳代を対象とした「自立して生きたいシニアを応援するワークショップ」を開催。生活面での悩みや必要な住宅設備・サービスについて活発な意見交換を行っている。ワークショップの中で出てきた「こんな住まいがあったらいい」という理想を形にしたモデルルーム「リアルルーム(理想の部屋)」も計画中。ホームページにてアンケートを実施するなど、ユーザーのニーズ把握につとめている。





