開発事業で急成長。直近6期の売上高平均約45%増
リーガル不動産(大阪市)は東京・大阪を中心に不動産の仲介・コンサルティングから土地の購入・開発までを展開する総合不動産デベロッパーだ。
2018年10月23日には、東京証券取引所マザーズに上場を果たし、勢いに乗っている。
成長の軌跡を、平野哲司社長に聞いた。
どん底からマザーズ上場
2013年から東京を中心に展開している自社マンションブランド『LEGALAND(リーガランド)』は、首都圏を中心に現在41棟637室を竣工済みで、平均入居率は、90%を超える。
エレベーターやバルコニーの設置義務のない4~5階建てが主力で高い利回りを設定している。
同シリーズは山手線沿いなどの中心エリアが多く、資産性の高い立地にこだわった開発を進める。
販売価格を3~5億円に設定し、都内の富裕層を中心に相続税対策商品として人気を得る。