財団法人日本賃貸住宅管理協会(事務局・東京都千代田区)の国際交流委員会は6月26日、「JPM留学生インターンシップ制度」の合同全体研修を開催した。留学生14人と受け入れ企業の担当者など合計37人が参加し、双方の初顔合わせとなった。
荻野政男・国際交流委員会委員長が日本の不動産管理業の歴史や現状を解説した後、留学生・受け入れ企業担当者の紹介、企業研修の専門家を迎えてのロールプレイング研修を行った。参加した担当者からは「双方のインターン開始前の緊張と不安を和らげることができた」「検討している仕事以上に更にお願いしたい仕事が見つかった」など、これから始まるインターンへの期待の声が多く寄せられた。
留学生は主に韓国・中国籍の、日本で就職を希望している20代の日本の大学に在学中の学生。日管協会員の13社が各社1~2人の留学生を受け入れる。7月中旬から9月中旬までの間に、各社4週間の受け入れを予定している。
JPM留学生インターンシップ制度は、今年3月に発表された新プロジェクト。社会貢献、外国人入居支援、賃貸管理業のグローバル化などを目的に創設された。