空き家活用サービス『アキサポ』を運営するジェクトワン(東京都渋谷区)のアキサポ空き家総研は、1都3県に空き家を所有する30~60代の男女300人の意識・実態の調査結果を発表した。調査はインターネットで、1月27~30日に行われた。
活用望むも長期放置の現実
空き家の活用をしたいかについて「どちらでもない」と回答した101人を除いた199人中、「活用したい」「やや活用したい」と答えたのは71.9%で「活用したくない」「あまり活用したくない」の28.1%を大きく上回った。ところが実際の活用状況では、戸建て所有者の85.2%、区分マンション所有者の64.8%が「1年以上」空き家として放置していた。「5年以上」と長期に放置している割合も、戸建て46.7%、区分マンション42.3%と高い。