管理戸数約8700戸の朝日不動産(富山市)では、今回のコロナ禍を受け、5月からオーナー向けセミナーをオンライン化した。これにより、セミナー参加者が最大で10倍に増加した。
参加者、コロナ禍前の10倍
新型コロナウイルスの影響で各社がセミナーを中止していく中で、同社は5月16日からビデオ会議システム『Zoom』を活用し、初のウェブセミナーを開催した。会場を借りて行っていたこれまでのセミナーでは30人ほどの参加者だったが、16日は10倍の300人が参加した。2回目の6月6日のセミナーは100人が参加。同社の小谷武司常務取締役は「初回は有名家主を招いたセミナーだったこともあり、参加者がかなり増加した。だが、2回目は社内スタッフによるセミナーだったものの、通常の3倍以上の参加人数となった」と話す。