東洋エステートサービス、都心の有名私立大生の退去目立つ

東洋エステートサービス

その他|2020年08月12日

本社が入居するビル

 管理する7500戸のうち1割で大学生が入居している東洋エステートサービス(東京都調布市)は、大学生の入居者から15件の解約があった。

 7月、大学側が後期の講義でもオンライン授業を継続することを発表。これを受けて、7月下旬から解約の連絡が入りだした。安藤貴弘部長は「この時期の解約は例年ではなかった」と語る。

7月下旬から15件解約東洋エステートサービス

 賃貸契約の解約が目立ったのは新入生と4年生だ。新入生にとっては、対面講義がいつ再開するかわからず、登校できる見通しが立たない。1人暮らしを続けるメリットが低く、一度解約し実家から講義に参加しながら状況を見守るようだ。一方、早めの退去を決めた4年生は、卒業に必要な単位を既にほぼ取得済みで、「賃貸に継続して入居し続ける必要がなかったようだ」(安藤部長)という。退去した学生は、実家に戻り、就職活動に専念するそうだ。

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