7月4日、Zoomによるオンラインセミナーを開催したのは山口智輝オーナーが代表を務める『福井実践する大家の会』だ。20人の参加者が集まった。
テーマは「大家さん専門税理士だから話せる! 『コロナによって大家さんがすべき対策とwithコロナの賃貸経営』」。講師として大家さん専門税理士こと渡邊浩滋氏を招き、減額要請の実態を解説した。同氏の事務所が実施したアンケート調査によると、5月の時点で家主の38%がコロナ禍による家賃の減額交渉を経験し、6月時点では50%に増加した。減額請求に応じた家主は60%もいたそうだ。続けて家賃減額交渉の手順を説明。売り上げ減少別の借主と家主が取れる支援策についても指南した。