下見に訪れた内見希望者が、集合住宅のオートロックを一時的に解錠することができるサービスが、1月28日に始まった。不動産会社向けIT開発のイタンジ(東京都港区)と、オートロックメーカーの大崎電気工業(東京都品川区)の共同開発によるものだ。大崎電気工業が提供するオートロック『OPELO entrance(オペロ エントランス)』を導入し、連携を行った集合住宅では、イタンジ(東京都港区)が賃貸管理会社向けに提供する『内見予約くん』から、解錠番号を入居希望者のスマートフォンに発行することができる。これにより、内見のたびに不動産会社のスタッフが現地に向かい解錠に立ち会う必要がなくなる。
システム連携で遠隔操作可能に
サービスの利用には、内見希望者の名前や電話番号などの個人情報を入力する必要がある。また解錠できる有効時間を管理会社が設定し、悪用を防ぐ。