賃貸業界大手が入社式

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管理・仲介業|2021年04月12日

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ハウスメイトパートナーズの入社式の様子

 4月に入り、賃貸業界各社が入社式を実施。オンラインとリアルで会社ごとに方針が分かれた。

オンラインとリアルで方針分かれる

 大東建託グループは1日、完全オンラインで入社式を実施した。大東建託(東京都港区)、大東建託パートナーズ(同)、大東建託リーシング(同)の3社合同でZoomを使ってのオンライン開催とした。

 21年は、3社合計で417人が入社。20年の389人と比べ、28人増えた。

 式の冒頭では、大東建託の小林克満社長が祝辞を述べた。仕事を始めるにあたって3つの身に着けるべき力として、「『自・考・働』力」、「自己管理能力」「社会価値・評価力」を挙げた。「自ら考えて問題を見つけ、熱意をもって行動に移し、実現する力を身に付けてほしい」と小林社長は語った。

 同グループでは、自宅でのオンライン研修と配属先でのOJTを組み合わせた研修を実施。在宅勤務による、新入社員の孤独や不安を払しょくできるよう、教育部門と配属先の視点で連携して研修を行っていく。

 グループで22万4103戸管理するハウスメイトパートナーズ(東京都豊島区)は1日、東京都豊島区の『ホテルメトロポリタン』で入社式を実施した。

 21年は、20年と同じく54人が入社した。会場は、椅子と椅子の間のスペースを広く取り、ソーシャルディスタンスを保ちつつの式となった。

 ハウスメイトグループでは、入社後1カ月間はリアルでの集合研修を実施する。編成を班ごとに分けて大人数でのクラスター発生を回避する。感染リスクに対応しつつ、従来の研修と同じ流れで新入社員教育を行い、社会人としての心構えを醸成していく。

 賃貸仲介大手のハウスコム(東京都港区)は、リアルとオンラインの選択式での入社式を行った。

 21年の新入社員は、ハウスコムとして143人に加え、新たにグループ企業となった宅都(大阪市)の7人を合わせて150人となった。20年の134人に比べ、16人増えた。

 入社式は東京都港区の東京都立産業貿易センター浜松館で行い、会場には87人が来場。自宅からの参加は63人だった。田村穂社長は「不動産業界は、どちらかといえば、非常に古い考え方ややり方が残っていたが、新しいことを始めなければいけない。例えば、AIやリモートをはじめとしたテクノロジーを駆使しないと生き残れない状況になった。業界全体が一気に変わっていく大きな節目で、自分だけにしかできないことにチャレンジしてほしい」と訴えた。

 入社後1カ月はオンラインも使いつつ会場を14カ所に分けて10人程度の集合研修を行う予定だ。

(4月12日1面に掲載)

おすすめ記事▶『新型コロナの影響(採用編) 社員研修をオンライン化』

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