スカイコート賃貸センター(東京都新宿区)の丸山博司社長は、4月15日に韓国の南ソウル大学において不動産学部の学生に対し「日本の不動産バブルとバブル後におけるスカイコートの対応策」と題し、講演を行った。
日本の大学でも講義経験のある丸山社長は1時間分の講演内容を同時通訳含め2時間に渡り行った。「韓国人学生のやる気と熱意は日本の学生と比べものにならないほど高かった」と話す。
講義の内容は「好況時に行わなければならない不況に向けた準備」、「不景気に強い会社を作るため、分譲・賃貸・管理・修繕といった個別の事業を自前で行う必要性」、「妥当な土地購入価格を、収益還元法に基づいて周辺地域の賃料相場から判断することの重要性」といったもの。バブルに対する教訓を韓国不動産業界に伝える内容だ。
きっかけとなったのは同大学不動産学部で学び、卒業後に日本に渡った韓国人男性が、同社の管理物件に入居したこと。住宅提供と投資目的という2面性を備えた日本のワンルーム事情に興味を持ち、大学の恩師を日本に呼び寄せた。
後日来日した恩師も大きな関心を寄せ、母国の学生に対し講義ができる講師を探すことになった。韓国から日本に渡る人向けに住宅斡旋を行うミレネット(東京都新宿区)の上田秀雄社長を通じ、丸山社長に講演の依頼が届いた。
大学からは講義終了直後に今後の定期的な講義を要請する協定書を渡された。かねてより、留学生の受け入れなど日本の住宅が国際化する必要性を感じていた丸山社長は、この申し出を受諾。
今後の継続的な交流を約束した。





