スマートフォン一つで部屋探しが完結できる賃貸住宅ブランド『OYO LIFE(オヨライフ)』を提供してきたOYO Japan(オヨジャパン 以下、OYO:東京都千代田区)は、4月27日に賃貸住宅事業からの撤退を発表した。同社の事業は、上場デベロッパーらが出資する新会社KC Technologies(ケーシーテクノロジーズ:同)が継承。不動産マーケット向けに新たなサービスを提供していく。
上場デベロッパーらが事業承継し新会社設立
OYOはソフトバンクグループとして、2019年3月から『OYO LIFE』ブランドで短期貸しの賃貸住宅を提供。一時は1万戸近くを借り上げ、急速に事業規模を拡大していたが、19年秋からは入居率重視にかじ切りをし、借り上げ件数を縮小。紹介物件数は445件(3月23日時点)にまで減少していた。