都市再生機構、移築復元で昭和の公団を伝承 都市再生機構 その他|2021年05月22日 同潤会代官山アパート 独身住戸 都市再生機構(以下、UR:神奈川県横浜市)は、時代の流れとともに変遷する団地を移設した体験施設『集合住宅歴史展示棟』を運営し、不動産業界の関係者も足を運ぶ。開設から22年にわたり、訪れる見学者に集合住宅の歴史を伝え続けている。今回は、同施設の概要を紹介しながら、集合住宅の移り変わりをたどっていく。 年間2800人が来場 『集合住宅歴史展示棟』は、東京都八王子市内に立つ、URが建築の研究などを行っていた建物だ。関東大震災後の復興のために建てられた『同潤会代官山アパート』や昭和30年代の公営団地などの内装を移築・復元した体験施設で1998年に開設した。