賃借人から賃料減額を求められた場合の対応 【連載】新・法律エクスプレス 第4回 法律・制度改正|2020年11月23日 前回は、家賃の支払い猶予について合意をした際に家主が行うべき手続きについて説明しました。一方、賃借人が、支払い猶予ではなく賃料の減額を強く求めた場合、賃貸人は、賃料を下げる必要はないとして争うことになる場合があります。 テナントが賃料減額を強行突破家主は不足分をどう取り返す? 貸人・賃借人間で、賃料の額について争いがある場合、引き続き交渉や民事調停を行うこととなりますが、これらは通常、一定期間続き、すぐに終了するものではありません。