MAAD.、賃貸住宅向けマルチスペースの設計工事を提案

MAAD.(マード), ニューダイヤ産業

商品・サービス|2021年09月17日

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Orange Labの内装

 設計デザイン事務所のMAAD.(マード:東京都豊島区)はニューダイヤ産業(東京都文京区)と協業し賃貸住宅にマルチスペースをつくる「Smart Work(スマートワーク)」のサービス提供を8月5日に開始した。使用提案から設計、工事、運用までを行うサービスだ。

家主も使える空間がコンセプト

 コンセプトを「自分が使いたい場所をつくろう」とし、物件オーナー自身にも自宅、職場に次ぐ第3の居場所「サードプレイス」として利用してもらうことを特徴としている。実際に、東京都港区青山に立つ賃貸住宅「Orange Lab(オレンジラボ)」では、ニューダイヤ産業の阿部洋介社長の所有する物件をリノベーションし、オーナーである社長自身や、身近な人々がミーティングやイベント会場として利用している。

 現在、都内4カ所に4部屋を提供。イベントスペースとしての時間貸しを行い、休日にはエステティックの定期イベントなども行っている。事前予約を取り、写真や動画の撮影や映画鑑賞などでの利用も可能。

 前述のOrange Labでは28㎡の1住戸ワンルームを改修した。Wi-Fi完備だけでなく、プロジェクターやホワイトボード、拡張モニターも設置し、幅広い用途に対応できるように工夫している。利用時間は7~23時、平日・休日問わず予約が可能。

 手がけた全物件のブラインドにはベージュやグレーの和紙を使用し、空間に柔らかみを出したという。また間接照明を使用し、集中して作業できる場所をつくり上げた。

 MAAD.の村木計社長は「大きな収益を見込むのではなく、まずはオーナーの所有物件をオーナー自身が利用するとともに、収益の一部を家賃に補塡するようなシステムを想定している。物件の使い方として、用途を一つに絞らない空間設計が大切。そのためには機能性だけではなく、デザイン性が重要で、使う側に用途提案できる空間にしていきたい」と語った。

 現在の稼働率は順調で、毎日3~4時間の利用を希望する予約が1~2件は入っているという。今後オーナーへの提案を積極的に行い、将来的には住宅地の空き家を利用したサードプレイスも手がけ、2年後には全国各地に100件提供することを目標にしている。

MAAD. 村木計社長の写真

MAAD.
東京都豊島区
村木計社長(38)

 

(9月13日3面に掲載)

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