アニコムHD、コロナ下でペット関連市場拡大

【連載】千葉明の株式教室 No.312

投資|2021年05月24日

 「ペットの時代」が指摘されている。改めて矢野経済研究所(東京都中野区)の調査データを見ても「ペット関連市場」は「2019年度で約1兆5700億円、21年度にはさらに1兆6257億円にまで拡大する見通し」と市場規模の拡大が示唆されている。市場の中身が気になった。矢野経済研究所は「ペット関連市場」を「生体(ペット売買)」「専用フーズ」「専門用品」「その他」としている。そして、その他の中に「ペット保険」が含まれている。

 ペット保険業はもうかるのか、を調べてみたいと思った。業界首位のアニコムホールディングス(以下、アニコム:東京都新宿区、8715)の現状を俎上(そじょう)に載せた。創業者で社長の小森伸昭氏は東京海上日動火災保険(東京都千代田区)の出身。00年にアニコムを立ち上げている。現状の主力商品は『アニコムどうぶつ健保』。足元の収益動向は前期の「15.7%の経常収益(売上高)増、3.9%の経常利益減」に対し、今3月期は、「10%の増収(456憶円)、32.4%の経常増益(29億円)」計画。第3四半期時点の計画に対する進ちょく率は、「78%、75%」と上々。

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