タムラプランニング&オペレーティング(東京都千代田区)は、第3回となる長く快適に住むための「高齢者施設・住宅」を提案するセミナーを開催する。今回のテーマは、魅力的な食事のありかたについて。
第1部は色彩プロデューサーである、稲田恵子オフィス(広島県廿日市市)の稲田恵子代表による特別講演。免疫アップの助けとなり生き抜く力につながる空間を、色の持つ意味・効果・副作用も含めて提案する。
第2部は4社のセッション講演となっており、まず東京電力(東京都千代田区)が厨房(ちゅうぼう)に求められる機能や電化厨房の3Cメリットを紹介するほか、スチームコンベクションオーブンなどによる調理の実演や試食を行う。次に社会福祉法人伸こう福祉会(神奈川県横浜市)が「正直な食」をテーマに、人材・材料・もてなしについて講演する。同法人では食に重点を置いた事業展開をしており、フランス料理の技法を用いたサービスを提供している。
3社目の医療法人社団容生会(東京都足立区)は、介護付き有料老人ホームを運営している実績をもとに「食べる楽しみをいつまでも」と題し、入居者との出来事や入居者・家族に喜んでもらえる食事への取り組みなどを語る。最後に高齢者住宅の家具などのコーディネート・販売のイリア(東京都港区)が食事をとる場所・食器などの観点から新規開設・リニューアルの際の留意点を指摘する。
第3部ではタムラプランニングの田村明孝社長が「高齢者住宅マーケットの現状と今後の展望」と題した基調講演を行う。日時は2月25日(金)10時~16時で、会場はSwitch! Station Pro有明。定員40名で、参加費は無料。