配偶者居住権【宅建試験解説】

【連載】2022年宅建試験まるかわり解説

法律・制度改正|2021年12月06日

Q.配偶者居住権の居住建物を賃貸できる?

A.所有者の承諾があればできます

なぜ配偶者居住権が必要なの?

 パートナーを亡くした配偶者が無償で建物に住み続けることができる権利を配偶者居住権といいます。

 例えば、AB夫婦がA所有の建物に居住しており、その後Aが死亡し、相続人がBと、Aの前婚の子Cの2人だったとします。

 BとCの仲が悪く、Cがその建物にBが居住し続けることに難色を示した場合、Bにとって酷な結果になることがあります。そこで、遺言や遺産分割により、居住建物の所有権をCが相続し、Bが配偶者居住権を取得することで、被相続人死亡後の配偶者の居住権を長期的に保護するために、創設されました。

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