不動産リスク本格化、新しいニーズに対応

【連載】リクルートSUUMOマーケットレポート

統計データ|2020年12月21日

 新型コロナウイルスの流行により世界中が大打撃を被った2020年。もちろん賃貸市場も例外ではなかったが、ホテル、商業、オフィスなどと比較するとその影響は大きくなかった。入居率は賃貸系リートの実績ベースで1%悪化した程度。都心や中心部では依然高い入居率を保っている。

 月別での賃貸ユーザーの動きを見てみると、緊急事態宣言が発令された4月から6月は転居を様子見、企業も転勤先送りだったが6月以降は復調傾向となった。要因としては、テレワークの実施率の急増により、賃貸に求めるものが変化したことが挙げられる。これまでの賃貸住宅は、広さや駅距離の条件を満たしていれば高い入居率を得られたが、自宅にいる時間や仕事をする時間が増えた影響で、狭さや遮音、断熱、通信環境を改善するための転居が増え、今もなお進行している。

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