一般社団法人大阪府宅地建物取引業協会、不動産経営セミナー開催

一般社団法人大阪府宅地建物取引業協会,NTT(エヌティティ)ビジネスソリューションズ,プリンシプル住まい総研

その他|2022年03月21日

 一般社団法人大阪府宅地建物取引業協会(大阪市)の青年部「青鳩会」はNTT(エヌティティ)ビジネスソリューションズ(同)と提携し、2月14日に今後の不動産経営をテーマとしたオンライン研修を開催した。不動産管理会社を中心に75人が参加した。

 第1部ではプリンシプル住まい総研(東京都港区)の上野典行所長を講師に招き、「新しい時代に対応した不動産経営のあり方」について講演した。上野所長は管理戸数上位100社が電子契約を取り入れると、全物件の76%で電子契約が可能になることを指摘。大手不動産会社がDX(デジタルトランスフォーメーション)化を主導すれば、賃貸業界全体のDX化が進むと話した。一方、新型コロナウイルス下で入居希望者から非対面接客の需要が増えた結果、中小企業でもオンライン内見やIT重要事項説明(IT重説)などの対応が必要だと説明。「LINE」や「Zoom」など既存ツールを使えば一部業務の非対面化が実現できると解説した。

 第2部では登壇者、聴講者を交え、コロナ下での事業内容の変化や不動産テックツールの導入課題について議論した。

 上野所長は「中小規模の不動産会社でもDX化は重要だ。しかし、オーナーや入居者とのコミュニケーションを密に取るなど、アナログな手法も守っていく必要がある」と語った。

プリンシプル住まい総研 上野典行所長の写真

プリンシプル住まい総研
東京都港区
上野典行所長(57)

 

(2022年3月21日8面に掲載)

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