大和財託、障害者向けグループホーム

大和財託

建築|2022年08月03日

  • twitter

シンプルな外観のグループホーム

 収益不動産を活用した資産運用コンサルティング事業を展開する大和財託(東京都渋谷区)は、5月に障害者向けグループホーム開発事業の1棟目となるグループホームを竣工した。2021年3月から案件の募集を開始した新事業だ。

年2棟程度の開発目指す

 JR加古川線西脇市駅から徒歩6分の場所に立地する木造2階建て。居住用20戸、ショートステイ用2戸の全22戸。間取りは全戸ワンルームで、専有面積は居住用が8.35㎡、ショートステイ用が7.73㎡だ。

 外観は黒とアイボリーの落ち着いた色合いとし、雨風による汚れが目立ちにくくメンテナンスしやすい外壁材を採用。エントランスには傾斜の緩いスロープを設置。

 共用部・専有部の内装デザインは温かみのある木目調となっている。引き戸は静かに閉まるものを採用した。各居室には利便性の高い室内物干しを設置した。

内装は温かみのある木目調を採用

内装は温かみのある木目調を採用

 浴室ではキャスター付きの椅子に座った状態で入浴する機械浴も可能なため、入居者の障害レベルに合わせて利用することができる。

 同物件は、同社が障害者向けグループホーム運営事業者の希望エリアにて土地探し・仕入れ、建築を行い、同社がオーナーとなり運営事業者に一括で転貸する。

 同社は障害者が快適に暮らせる物件の開発を行うことで、障害者向けのグループホーム運営事業者や入居者を支援できると考え、同事業への参入を決めた。

 今後は年間2~3棟ペースで物件を建築していく計画だ。

(2022年8月1・8日15面に掲載)

おすすめ記事▶『大和財託、90日以上の空室0戸』

検索

アクセスランキング

  1. 築古公営住宅、民間が再生

    フラットエージェンシー,イノブン,七保,リ・スタイル,リノベる,絆家,吉浦ビル,福岡県住宅供給公社

  2. 2025年賃貸仲介件数ランキング400社(1位~10位)

    2025年賃貸仲介件数ランキング

  3. 区分所有法、2025年の改正を予定

  4. 国土交通省、ZEH超え省エネ住宅供給へ

    国土交通省

  5. 明豊プロパティーズ、営業と経営の実力評価で就任【新社長インタビュー】

    明豊プロパティーズ

電子版のコンテンツ

全国賃貸住宅住新聞からのお知らせ

お知らせ一覧

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ