業務支援サービスを手がけるギグベース(東京都千代田区)は7月、ギグワーカーの採用プラットフォーム「gigbase(ギグベース)」の正式版をリリースした。従来版は、単発・短期間で働くギグワーカーと企業をマッチングし、企業側がギグワーカーに業務依頼を行うビジネスモデルだった。正式版では、ギグワーカーの直接採用も行えるようになった。
社員としての雇用も可能に
一般的な転職サイトでは、転職意欲を持って登録している「求職顕在層」にしかアプローチできない。一方、gigbaseでは、いい求人があれば転職したいと考え登録している「求職潜在層」にも募集をかけられる点が大きな特徴。まずは業務委託という形でギグワーカーに仕事を依頼し、仕事ぶりなどを判断したうえで、改めて社員として雇用することが可能になる。そのため、多様なバッググラウンドを持つ人材の確保につながるだけでなく、採用のミスマッチが起きづらい。