収益不動産の開発を行うインサイトハウス(京都市)は、ペット共生型住宅「INSIGHT REPOS(インサイトルポ)」シリーズの開発に注力している。
賃料、相場の2万円高も
同シリーズの開発は2018年に開始した。3棟51戸を京都市内で展開する(8月25日時点)。犬の散歩が安全にできるエリアなど、ペットの飼育に適した土地を選定。同社で土地を取得し、建築。完成後は自社保有もしくは、1棟で投資家に販売する。物件の企画は同社が行い、建築は外注。管理は、グループ会社のインサイトアセットマネジメント合同会社(同)が行う。企画は7人の社員が行っており、全員がペット飼育者。そのうち1人はペット共生住宅管理士、2人は愛玩動物飼養管理士の資格を持ち、飼育者目線での物件づくりが強みだ。
同シリーズは「ペットが喜ぶ賃貸マンション」がコンセプト。立地や設備などもペット基準で選定しているのが特徴だ。大型犬の飼育も可能だが、住居の面積によっては禁止する。