1年で3拠点を新設
デベロッパーのサムティ(大阪市)のグループ会社で賃貸管理を行うサムティプロパティマネジメント(同)は、地方での展開を推進する。グループの開発物件の管理に加え、新規オーナーからの管理受託にも意欲を見せる。
同社の管理戸数は3万戸。そのうち、1万4000戸はグループの保有物件やJ-REIT(リート)のサムティ・レジデンシャル投資法人(東京都千代田区)が運用する物件のPM(プロパティマネジメント)案件だ。1万6000戸はグループ以外の法人や個人オーナーからの受託案件となっている。
これまで、東京都、愛知県名古屋市、大阪府の3拠点で事業を行ってきた同社は、22年には福岡市、広島市、北海道札幌市に営業所を順次開設。すでに3営業所で5300戸ほどの物件を管理する。