独自工法で建築費抑制
賃貸住宅の建築・施工を手がけるビラハウジング(東京都大田区)は17日より、新築した収益不動産の販売を開始した。東急電鉄大井町線上野毛駅から徒歩3分、二子玉川駅からも徒歩圏内の立地で、地下1階・地上5階建て。独自工法の「鉄筋コンクリート住宅新壁工法エテルノ『RC-V型』」を採用している。
総戸数は20戸で、間取りは1K~3DK。専有面積は18.63~66.12㎡。販売価格は1Kが2040万円~、1DKが3300万円~、2DKが4600万円~となる。
同物件はエレベーターや宅配ボックスを完備。無料インターネットやモニター付きインターホンも導入しており、賃料は1Kで8万5000円、想定表面利回りは5%を見込む。20戸のうち賃貸用とする単身向け12戸はすでに満室だ。
RC造の特徴である地震、火災、台風への強さはそのままに、独自工法により本体価格を木造並みに抑えることで利回りを高めた。
ビラハウジングでは、25年3月までに計14棟のマンションの完成・販売を予定している。
(2024年2月26日11面に掲載)