住友林業(東京都千代田区)は15日、木造混構造・6階建ての社宅を着工した。2025年5月末竣工予定。
同物件は茨城県つくば市で建設中だ。中央がRC造、両端が木造の混構造。総戸数は46戸。
木造部分は国産材を使用し、独自開発した部材によりコスト削減と作業の省力化を実現する。そのほか、太陽光発電システムのの屋上への設置や、吹き抜け部に貯水槽付き植栽トレイを採用。これにより、建てるとき、暮らすときのCO₂排出量削減に取り組むとしている。同社は中大規模木造建築の普及を推進していく。
(2024年5月27日2面に掲載)