実需向けの住宅や賃貸住宅の建築事業、売買・賃貸仲介事業を行う富士リアルティ(神奈川県藤沢市)は海外事業に力を入れる。2024年にはマレーシアとフィリピンに商圏を拡大。これに加え、現在はインドネシアでの拠点づくりを進めており、25年中に事業を開始する予定だ。
累計580件120億円分を売買仲介
10%が海外売上 手数料1億2000万円
富士リアルティは23年より海外不動産事業に本格的に力を入れ、特にカンボジアを中心に事業を伸ばす。
同社は実需向け住宅や賃貸住宅の建築請負を主業に、24年度の売り上げは11億7200万円。そのうち10%が海外不動産事業によるものだ。販売手数料で約1億2000万円を売り上げた。最も力を入れるカンボジア支店での利益が約900万円(1ドル150円)だ。