narrative(ナラティブ:奈良市)は、古民家や長屋など、築古不動産の再生事業を手がける。改修で最も重視するのは、物件のブランディングだ。それぞれの建物が持つ歴史を基に、ストーリーを構築し顧客に訴求する。
歴史を生かした企画が強み
累計実績数12件 来歴からアイデア
narrativeはビジョンに「古民家を活かす世界最高の専門家集団になる」を掲げ、古民家など古家の再生事業を行ってきた。2018年の設立以降、25年1月末時点で実績は12件。
これまでに再生を行ったのは、古民家や長屋、銭湯、醤油蔵など多岐にわたる。これらを宿泊施設や賃貸住宅などに改修。正社員6人全員が運営本部として、改修案の企画から資金調達、設計、運営までを一気通貫で担当する。
奈良県を中心に、和歌山県、鳥取県、島根県、東京都など依頼に応じて物件の展開エリアはさまざまだ。