「テック×不動産未来を描くクロストーク」は、イタンジ代表の永嶋が、業界をリードする皆さんと共に、不動産の未来について考える企画です。前編では、ハウスコム(東京都港区)の田村穂社長に、テクノロジーを活用した人員最適化や業務効率化への施策や、AI(人工知能)活用の可能性についてうかがいました。
田村 賃貸仲介業においてAIの役割が増えていくと、現場では省人化・無人化が進んでいく一方で、「人間らしさ」を残すことが重要になると考えています。例えば、ハウスコムのある社員のオンラインによる重要事項説明を聞くと、ただ淡々と情報を伝えるだけではなく、相手に合わせて言葉を変えたり、最後には「お幸せに」や「ご自愛ください」といった気遣いの言葉を添えていました。
こうした人間ならではの気遣いは、お客さまにとって大切な要素であり続けるのではないでしょうか。




