賃貸管理部が建築営業を担当
約4000戸を管理するオールハウス(広島県府中町)は、2024年度に戸建て1棟を含む賃貸住宅5棟50戸を完工した。完工高は4億3626万円。戸建て賃貸から集合住宅の建築へ移行し、23年度から完工戸数を5倍超伸ばした。
受注の伸びは集合住宅を中心に建築したことが大きかったという。従来、注文住宅をメインとする建築部門で賃貸住宅の建築を請け負っていた。そのため建築も戸建て賃貸や長屋タイプの建築が多かった。22年からは、賃貸住宅の建築営業担当を、賃貸管理・仲介を行う賃貸管理部門に移行。商圏での賃貸住宅需要を理解している部門が担当し、集合住宅の受注を得ることで、完工数を伸ばした。1棟あたりの戸数は平均10戸だ。