財団法人日本賃貸住宅管理協会(東京都中央区)は6月20日、ホテル日航東京で「平成23年度会員総会・記念講演・交流会」を開催した。全国から会員会社が集まり、約350名が参加した。
総会は今回が11回目。開会の挨拶で三好修会長は協会の東日本大震災の支援活動を報告し「物資や義援金など想像以上に集まりました。協会員の皆様に感謝します」と話した。また管理業者登録制度の開始について会員の積極的な登録を呼びかけた。
その後は「めやす賃料表示の普及について」「オーナーセミナー」「相続支援業務に係る専門家の育成について」など重点研究テーマの発表を行い、協会活動功労者・預り金保証制度健全経営会社の表彰では各ブロックや委員会から推薦された18名と1社を表彰した。同時に行われた記念講演は、薬師寺執事の大谷徹裝氏による「幸せの条件」。参加者はじっくり耳を傾けた。
交流会では、元国土交通大臣の前原誠司衆議院議員が登壇し、同協会の被災者支援活動への感謝の意を伝えるとともに、サービス付き高齢者向け住宅・有料管理会社登録制度の普及を促すスピーチを行った。