投資用ワンルームの販売仲介を行う日本クリード(東京都文京区)が7月5日、第6期の年次総会を開催。不動産投資家の間で九州地方への注目度が高まっていることを発表した。同社の2010年7月~2011年6月の成約件数は約1300件、そのうち九州での成約が約390件(昨年対比約10%、約40件増)とおよそ30・4%を占めた。関東、関西の成約件数は年間50~60件ほど減っており、投資家の意識は九州に向いていることがわかる。
九州への注目度が高まりはじめたのは昨年10月頃。「九州新幹線開通に期待感がありました」(同社大関真悟CEO)。しかし、本格的に九州の物件売買が活発になったのは4月以降。前月比5%の伸びで成約した。購入しているのは関東以北在住者。震災の影響の少なさを手掛かりにしているという。
「一方で九州の主要都市・福岡の賃貸市況は厳しく、空が目立つ状況が続いています。売りに出す人も多いため需給が活性化しているのでは。向こう5年間はこのような状況が続くと見ています」(大関CEO)
福岡では賃料5万円の中古ワンルームの販売価格は築浅でも500万円以下。首都圏では同じ賃料なら800万~900万円。利回りベースでは10%を割るが、福岡の場合10%を超える。
「首都圏より高い利回りが投資家をひきつけています」(大関CEO)





