賃貸不動産オーナーのための会、日本不動産経営協会(以下、JRMA)が9月10日、創立30周年記念祝賀会を開催した。会員、OB会員、来賓など50名が参加してにぎやかな会となった。
7代目となる杉本辰弥代表理事は、「会社の寿命は30年と言われますが、この会は有志の勉強会でありながら30年もつづいたことを誇りに思います」とあいさつ。近年増えている他の家主の勉強会にもふれて、「ゴルフに例えると、私たちは家賃収入を獲得することが目的であるトーナメントプロであり、賃貸経営ノウハウを売ったりするレッスンプロではありません」と立ち位置を強調した。
来賓のあいさつでは、ワイズ不動産投資顧問山田純男社長、松木飯塚税理士事務所飯塚美幸税理士、ビジネスコンサルタント山崎将志氏が登壇。それぞれ祝辞を述べた。
アトラクションとして、小学生のフラダンス部ワクワクアウリイキッズがフラダンスを披露し、場を盛り上げた。
1981年に創立したJRMA。83年に会員20名で正式スタートした。平成バブルなど不動産のいい時代もその後の不況も両面を知り尽くしている同会。今年から会長職をなくし、理事会を合議制に移行するなど、より民主的な会の運営に注力している。現在会員は80名。今後はオープンな会を目指していく。