ビジネスマップサービス『macci(マッチ)』の開発を行うReview(リビュー:大阪市)は1日、大阪府枚方市との連携協定を締結した。同市内の学生をアルバイトとして雇用し、同サービスを活用した地域調査に関する仕事を提供することで、学生の支援と枚方市の発展につなげる。
空き家調査し活性化へ
『macci』は東京都23区、大阪府24区内の地域データを分析、ビッグデータ化したビジネスツール。各区の空き土地や空き家の数から駐車場数、建設中の物件などを数値化している。巡回による精査業務の省略や、営業データとして活用でき、約110社がビジネスツールとして利用している。今回、藤本茂夫社長の故郷でもある枚方市と提携し、市内のデータ収集を行う。その仕事を行う人材に、新型コロナウイルスによる影響でアルバイトを休業、解雇となった学生を同市で雇用。収入源を失った若年層への支援にもつなげている。