総合不動産会社のアムス・インターナショナル(東京都豊島区)は、約30年前から賃貸住宅のサブリース事業に取り組んできた老舗だ。現在は、東京23区を中心に賃貸住宅約2万1000戸をサブリースしている。清掃会社を立ち上げ、単体で年商100億円超、グループ年商250億円の企業へと成長させた德原榮輔会長に事業戦略とこれまでの振り返りについて聞いた。
サブリースを軸に年商100億円へ成長
事業開始から30年で都内中心に2万戸超管理
―現在、賃貸住宅のサブリース戸数が2万戸を超えたと聞きました。どのようにして成長してきたのでしょうか?
古くからサブリース事業を手掛けてきた安心感と、グループで賃貸住宅の管理に関するあらゆるサービスを提供できる点がオーナーに認められています。現在の管理戸数は約2万1000戸で、毎年200戸ほどのペースで増えています。サブリース含めた賃貸管理事業での売上高はグループ全体で190億円になりました。