船井総研ホールディングス(大阪市)の子会社の船井総研コーポレートリレーションズとグループ内の新和コンピュータサービスが統合し、7月に誕生した船井総研デジタル(東京都千代田区)。デジタルマーケティングBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)などのIT・DX(デジタルトランスフォーメーション)の支援事業を柱とする同社を率いるのが、統合前から引き続きトップに就任した柳楽仁史社長だ。今回は新たなスタートを切った同社が進む道について話を聞いた。
間接部門外販、売り上げ23億円
両社の強みを掛け合わせ7月に新会社が誕生
―船井総合研究所に入社後、経営コンサルタントとしてさまざまな企業を支援してきたそうですが、賃貸業界とのつながりも10年以上になるそうですね。
賃貸業界に関わるようになったのが2005年ぐらいのことです。現在はジャパンベストレスキューシステム(名古屋市)の傘下に入ったアクトコール(東京都新宿区)の支援を20代の頃からしていて、新事業の立ち上げや株式上場などに携わる中で全国賃貸管理ビジネス協会(東京都中央区)の方々ともつながりができました。