リビング3面にロフト設置し差別化
2014年04月23日 | リノベーション
2年の空室が工事後即決
およそ2年間空室が続いていた物件をリノベーションし、竣工後すぐに成約を得たプリズミック(東京都港区)。
「入居者が作り込める空間」をコンセプトに、仕切りを取り払った開放的な空間を作り上げた。
東急田園都市線宮前平・鷺沼駅からいずれも徒歩8分の位置に立つ、築40年の7階建RC造マンション「鷺沼スタードエリング」。
リノベーションした1階の一室は専有面積39.38㎡。
和室2部屋を持つ2Kだったが、間仕切りを取り1LDKに変更した。
部屋全体を4つのエリアに分け、それぞれの内装に変化を与えている。
【視覚的に空間を分けた室内】
床のフローリングは白、ブラウン、ナチュラルで色分け。
壁材のラーチ合板は白、黄色、クリア調で塗り分けることで、エリアごとの表情をつくると同時に遊び心も加わった。
リビングと洋室にはそれぞれ、高さ140mmの位置にロフトを設置。
【ロフトの収納力は抜群】
「入居さの方にレイアウトを楽しんでもらうため、クローゼットや棚は設置しておりません」と話す木村映美氏。
その代用として、居室の3方向をぐるりと囲むように設置したロフトは収納力も高く、物件にオリジナリティを付与している。
入居を決めた30代夫婦は「自由にカスタマイズできる開放的な空間が気に入った」と、入居理由を語る。
賃料は8万円から8万7000円にアップ。
工事費は約350万円。