DIY取り入れ質感生かし改修

2016年12月12日 | リノベーション

入居者が自由にDIYやリノベーションできることを条件に募集した物件が、退去後も改修なしで賃料アップして入居が決まっている。
『第二吉浦ビル』(福岡市)の一室だ。

西鉄天神大牟田線「高宮」駅から徒歩40分。
築40年、RC造3階建て全40戸のマンションだ。
好きなデザインにリノベーションできることを条件に募集したところ、アメリカ・ニューヨーク州のブルックリン好きな男性から入居希望があった。
そこで、レンガなどの素材感をだし、アンティーク感やビンテージ感など、長年にわたって使い古されてきた雰囲気が特徴のブルックリンテイストに改修。
1DKの壁をすべて取り払い、ワンルームにした。


             AFTER
吉浦ビル_20161212_02.jpg


コンクリート打ち放しの壁面に、配管ダクトなどをむき出しにすることであえて無骨な印象をだしている。
キッチンや洗面などの壁面も、粗く塗装することで素材の質感を出した。
キッチンカウンターは、木片をレンガのように積み重ねて張り付け、室内のアクセントになっている。
入居者自身も一緒に改修した。

以前は3年間空室のまま放置されていた。


             BEFORE
吉浦ビル_20161212_01.jpg

それだけに、リフォームだけでも150万円はかかるとの試算が出ていた。
吉浦ビルの代表であり、オーナーでもある吉浦隆紀氏は「コストをかけるなら、入居者が自分好みのデザインに改修してもらった方が長期入居にもつながる」との考えから、入居者がDIYしながら自由にリノベーションできる物件として募集。
1カ月で3件の問い合わせがあった中から、既存の物件の質感を生かせるブルックリンテイストに決めた。
投資額は120万円。

賃料は1万6000円アップの4万3000円で、相場よりも1万円ほど高い。
最初の入居者は結婚を機に退去したが、その後さらに5000円アップして成約している。

現在の入居者も男性で、博多や天神に通勤する映像クリエイターだ。
手作り感があり、自分でアレンジできる点が決め手となっているという。

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