茶系の落ち着いた空間が好評

2017年09月05日 | リノベーション

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家賃は2万2000円アップ

収益物件の売買・管理を行うランドネット(東京都豊島区)が手がけたのは、東京都大田区の京急本線「平和島」駅徒歩4分にある築36年の「マーブルマンション」だ。全18戸のうち7戸が空室だった。同社が買い取りリノベーションして満室につなげ販売した物件だという。1室あたりの家賃は平均2万3000円上げることができた。

室内は、20~30代の夫婦やカップルをターゲットにナチュラルで清潔感があり落ち着いた雰囲気づくりを目指した。
写真の部屋は601号室。2DK(37.26㎡)の間取りを1LDKに変えた。リビングのアクセントクロスは濃いめの茶系で、木目が特徴の床の色と調和している。「シンプルな内装仕上げにして、入居者の好みに合わせたインテリアの種類や観葉植物などにより、ポップやモダンなど自分で部屋を演出できるようにしました」(執行役員日下泰佑氏)。

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対面式のシステムキッチンや温水洗浄便座など、ターゲット層にニーズのある設備を取り入れたという。

ランドネット.JPG

今回は、7室同時に工事し、外装工事も行っていたため内見が全くできない状態だったが、部材のイメージ画像のみでも成約に至り、キャンセル待ちも出る人気ぶりだった。想定していた新婚夫婦の入居が多かった。
601号室は家賃8万7000円から10万9000円に変更。結婚間近の30代カップルが入居を決めたという。

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