エントランスの乱雑さを改善し満室に

2014年07月31日 | リノベーション

地下鉄丸ノ内線本郷三丁目駅から徒歩5分に立つ「水島マンション」の外観リノベーションを手掛けた朝日リビング(東京都千代田区)。
全22戸のうち半数の11戸が空室だったという同マンションは、リノベーション後に満室物件へと生まれ変わった。

築43年になる同マンションはRC造7階建て。間取りは2Kが中心で、ファミリーや2人入居が多い。
空室の長期化に伴い、建物の解体も選択肢に入れていたというオーナーが、大規模修繕による物件再生を同社に託した。
コンセプトは「女性に好まれる外観」。
丸みを帯びた袖壁を「天使の羽」に見立て、茶系だった外壁タイル部分は石調シート建材を使用し、意匠性をアップさせた。


【柱とベランダはネイビーに塗り替えた】
解体新書_朝日リビング01.jpg

同マンションは、都心には珍しい5m以上の広々とした間口のエントランスが特徴だ。
この特徴を生かすべく、既存の入り口扉を3mほど後方にずらし、
さらに床タイルの施工範囲を正面道路ぎりぎりまで広げることで開放感を高めた。
乱雑に置かれていた自転車は、新設したスライド式自転車ラックに集約。
茶系の壁は白に統一し、ラックの反対側は石積みタイルを用いたデザイン性の高い壁に仕上げて目線の誘導を図っている。
自転車による汚れが目立たないよう床面には黒のタイルを採用。

【自転車が散乱していたとは思えない、生まれ変わったエントランス】
解体新書_朝日リビング02.jpg

手動だった扉は自動扉に変更し、高齢者やベビーカーを使う女性の入居者に好評を得ている。
ダウンライトとスポットライトを当初の蛍光色から電球色に変更し、
温かみと高級感が生まれたエントランスには、
建物の新名称となる「Precious Hongo」の看板を設置した。

賃料は13万円から15万円にアップ。
エレベーター扉や居室ドアの施工、ゴミステーションの新設などを含め総工事費は約4000万円となった。

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