大阪府内で年間30棟前後の収益物件を売買仲介している清陽通商(大阪市)は、大阪郊外を対象とした地域再生に本腰を入れていくという。売買仲介に特化していた会社が、このような形で方向転換するのは珍しい。賃貸管理の受託を足掛かりに、大阪南部、北河内など空室率の高いエリアに参入する予定だ。今年度中には雇用を生める古ビル再生や空きテナントの解消にも取り掛かる。栗本唯社長からきっかけと具体策について話を聞いた。
経済評論家 亀岡 大郎 氏
大正15年京城生まれ。新大阪新聞経済部長を経て、経済評論家となる。文藝春秋、サンデー毎日など一流紙で、経済・財界問題を中心に、精力的な活動を続ける一方で「自動車戦争」「ゲリラ商法」「IBMの人事管理」などベストセラー多数。