亀岡大郎のトップ対談

管理戸数5200戸から1万戸目指す 三戸部 正治 社長

アーバン企画開発管理

神奈川県川崎市

2018年04月02日号

  • twitter
三戸部 正治 社長

アーバン企画開発管理(神奈川県川崎市)はアーバン企画開発(同)の管理強化のために2011年に設立した子会社だ。2社合わせ現在の管理戸数は5200戸。親会社から管理物件の移管を進め、分業で管理機能強化を図る。「管理戸数を増やすためには受け皿となる管理業務の効率化が優先課題だ」と語る三戸部正治社長に今後の展開を聞いた。

2011年に子会社設立地域密着の不動産会社

亀岡 お会いするのは初めてですか。

三戸部 私は初めてですが、父が20年前にお会いしています。父はアーバン企画開発の社長をしており、私はアーバン企画開発の専務と子会社であるアーバン企画開発管理の社長を兼任しています。川崎市・横浜市のエリアで主に賃貸住宅の管理・仲介をしています。

亀岡 似たような名前の会社ですね。それぞれどんな事業を手掛けているのでしょうか?

三戸部 現在、組織改革を進めていますが、親会社であるアーバン企画開発は管理物件の受託として営業やリフォーム提案と、賃貸仲介をメーンにしています。私が社長を務める子会社では、受託した物件の管理を担っています。具体的な業務内容は管理物件の原状回復および建物の維持、家賃や入居者の管理、契約・退去時の書類作成、入居者およびオーナーの対応などを行います。既存の管理物件を親会社から移管している最中ですが、近いうちにすべての管理物件を子会社に移し分業体制を構築します。

対談.jpg

亀岡 2社合わせて管理戸数はどれくらいですか?

三戸部 グループ全体で管理戸数は約5200戸です。ほかに家賃回収以外の管理業務をサポートしている物件が3000戸ほどあります。駐車場の管理も3600台ほどありますね。仲介店舗は5店舗で、賃貸管理・売買・コンサルティング・リノベーションなど含めると10拠点に展開しています。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

三戸部 正治 社長

アーバン企画開発管理

三戸部 正治 社長

1971年4月8日生まれ。神奈川県出身。大学卒業後、神奈川県内で中堅総合建設会社に就職。施工現場管理に従事しながら、一級建築士などの資格取得。不動産に関心を持つようになり、28歳の時に父親が経営していたアーバン企画開発(神奈川県川崎市)に入社。

アーバン企画開発管理
本社所在地 : 神奈川県川崎市麻生区万福寺1-16-4
設立 : 2011年8月  
事業内容 : 土地有効活用提案・企画、アパート・マンション等の設計・監理・空室・滞納保障・一括借り上げ、リノベーション
経済評論家 亀岡大郎氏のサムネイル画像

経済評論家 亀岡 大郎

大正15年京城生まれ。新大阪新聞経済部長を経て、経済評論家となる。文藝春秋、サンデー毎日など一流紙で、経済・財界問題を中心に、精力的な活動を続ける一方で「自動車戦争」「ゲリラ商法」「IBMの人事管理」などベストセラー多数。

検索

アクセスランキング

  1. 省エネ性能ラベル表示、開始

    国土交通省,リクルート,アットホーム,LIFULL(ライフル),大東建託グループ,積水ハウスグループ

  2. コロンビア・ワークス、「総資産1兆円へ」開発を加速【上場インタビュー】

    コロンビア・ワークス

  3. 明和地所、創業45年 浦安市で3000戸管理【新社長インタビュー】

    明和地所

  4. パナソニック、冷凍・冷蔵品用の宅配ボックス

    パナソニック

  5. 大手不動産会社で入社式

    レオパレス21,大東建託グループ,ハウスメイトパートナーズ,APAMAN(アパマン),常口アトム,武蔵コーポレーション,TAKUTO(タクト),三好不動産

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ