賃貸不動産経営管理士(以下、管理士)の業務管理者移行講習の申込締め切り日まで2週間を切った。同講習の修了者は8割を超えたものの、未修了者が1万1161人いる。2020年11月15日までの管理士取得者は、移行講習の修了により新制度における「業務管理者」の要件を満たすことができるが、未修了者は資格失効となる。
「受講の所要時間は2~3時間程度」
管理士の業務管理者移行講習は、22年5月15日が申込締め切り日で、6月15日までに同講習を修了する必要がある。新制度では、民間資格だった管理士が国家資格化され、賃貸管理業を営む管理戸数200戸以上の事業者には業務管理者の設置が義務付けられる。20年11月15日までの管理士取得者は、移行講習の受講が必須条件となる。