5月から新料金プラン
大東エナジー(東京都港区)は5月9日から、管理物件を対象にした電力小売りサービス「いい部屋でんき」の提供を開始する。
料金は東京電力の従量電灯Bをモデルに、東京、北海道、関西などで5%、東北、北陸、九州などで3%を割り引く。
他社が発表している料金プランは、電気使用量の少ない世帯にはメリットが出にくく、変更すると今よりも高くなる場合がある。
大東エナジーは販促費を削減することで、5%割引いても利益を捻出できるように設定した。
望月寿樹社長は「使用量に関わらずメリットがある料金で提供する。入居者の満足度アップにつなげたい」と語る。
支払いは、大東建物管理で行っている「おまとめサービス」で、賃料、ガス料金と合わせて行えるようにする。
5月9日以降、新規の入居者には入居契約時に提案する。
既存の入居者については、10月から申し込みを受け付ける予定だ。
また、大東建物管理が2011年9月から約3000戸で行っている、高圧電力一括購入での5%割り引きサービスは継続する。