エアドア 鬼頭史到社長 90社、150万戸の元付け物件掲載
【企業研究vol.222】エアドア,いい生活,リアルネットプロ,OYO(オヨ),OYO JAPAN(オヨジャパン)
インタビュー|2023年10月11日
「コスパ」や「タイパ」などの言葉が象徴するように、あらゆるサービスに効率が求められるようになった。賃貸住宅の部屋探しも例外ではなく、いい部屋を手軽に借りたいというニーズは増すばかりだ。エアドア(東京都港区)は、賃貸不動産情報プラットフォーム「airdoor(エアドア)」で、この課題の解決に挑む。
仲手無料が8割 顧客メリット重視
―元付け物件のみを掲載するairdoorを2022年2月にリリースされましたが、まずはサービスのビジネスモデルについて教えてください。
管理会社が利用している賃貸管理システムと連携し、管理会社のデータベースの最新情報を掲載してエンドユーザーに案内する仕組みを取っています。そのため、おとり広告もなく、入居可能な空室物件のみを案内できるのが最大の特長です。管理会社および反響に対応する会社から利用料を頂いて物件情報を掲載します。ユーザーから内見希望が入った場合は、当該管理会社か、当社が提携する仲介会社が内見に同行します。基本的には現地集合の形を取り、その後の入居申し込みや重要事項説明(重説)、賃貸借契約も可能な限りオンラインで対応するという点も特徴になっています。
―情報提供から案内・契約まで、ユーザーの不満や負担を低減する形でサービスを設計しているのですね。